島田農園、農薬散布。
島田農園の薬品庫に
島田龍哉氏がいました。
ホームセンターの様な品揃えです。
劇薬はありません。
防虫、防カビに効果があるのです。
↑成分と効果はこちら。
※すごく気になる方は独自にネットで検索して下さい。
稲は今、大切な時期を迎えています。
受粉する時期なのです。
受粉のことは後で記述しますが、
↓写真をご覧ください。
受粉に成功すると、
稲の先端部分を摘まむと白いクリーム状の物が出てきます。
お米になる前の姿です。
※日を追って固くなる。
この白いクリーム、虫達の大好物です。
何もしないでいると、全部食べられてしまいます。
なので農家は止む無く農薬を撒くのです。
※使用している農薬は一切人体に影響を与えません。
撒かないと自分の水田が全滅するばかりでなく、
虫の異常発生を招き、近隣の水田にも多大な被害をもたらす結果になるのです。
だから農家は一致団結して農薬を撒くのです。
散布中。
アームを伸ばすと一度に広範囲を撒けます。
水田1枚分撒くのに20分くらいです。
散布が終わると
水田の水を抜きます。
収穫の秋まで待ちます。
先ほどの受粉の話ですが、
小麦色の小さな幾多のチクチクしたところがオシベです。
↑風に乗って上手くここに入れば受粉完了です。
稲を太陽に透かして見ます。
稲が透き通っているので、これは受粉していません。
受粉に失敗した場合は茶色くなるので、これから受粉するかもしれませんが、
北海道の稲はお盆の前後辺りに受粉をします。
この時に長雨が降ったり、日照不足だったり、風がなかったりすると、
収穫量が激減します。
今年のお盆は雨ばかり……。
若干収穫量が落ちるかもしれませんが、
毎年有り余るくらい収穫があるので問題はないそうです。
それではまた秋に。