島田農園、用水の立ち上げ。
5月7日
【用水の立ち上げ】
用水の立ち上げとは、
田んぼに水を引く専門用語。
島田達哉氏が指差すのが、
水を引くポンプです。
新品です。
何と今年初めて使うのです。
今までは恵庭市にある漁川ダムから水を引いていました。
今年からは、より良い水を、大量に、安定的に供給出来る、
夕張市にあるシューパロダム(貯水量全国4位)から引きます。
写真上のパイプラインを通り、1日かけてやってきます。
用水の立ち上げは、農家の一大イベント!?
近隣の人達が総出で作業をします。
メインポンプの蛇口をひねります。
緊張の瞬間です。
上からポンプの中を覗いている人がいます。
ポンプに水を一旦汲み上げてから、
落下する水圧を利用して、地域一帯に水を巡らします。
初めてパイプラインを通った水なので土が混ざっています。
泥水です。汚いです。食欲が出ません。きっとゴミも混ざっています。捨てます。
※この水路はそのまま千歳川に直通。田んぼには流れません。
各田んぼの拠点的な場所数か所にある水門を開けます。
水量をコントロール中、今年初めて使うのでハンドルが重い。
※写真は水が出過ぎてプチパニック中!
島田農園の脇を水が流れます。
※下の田んぼから水を引いていきます。
水路を水が流れます①
水路を水が流れます②
水路を水が流れます③
一緒に流れてくる草などのゴミを取り除きます。
田んぼの水門を開けます。
田んぼに水が入ります。
田んぼ1枚(1ヘクタール)に水を満たすのに1日かかります。
島田農園には田んぼが46枚あります。
水量の関係で同時に全部の田んぼに水を引けません。
下の方から10日間くらいかけて水を引いていきます。
つづく