島田農園、田んぼを耕す。
5月2日
【水平作業】
田んぼを耕す作業を始めます。
GPSを取り出しました。
ハイテクです。
工事現場のようです。
トラクター後部に接続している機械が、
自動でアップダウンして、田んぼを水平に耕します。
数センチ程度の誤差で調整出来るのです。
このシステム一式をレーザーレベラーと呼びます。
農夫はトラクターを運転するだけ。
特別、機械の操作などはありません。
作業時間は1ヘクタール3時間~5時間。
GPS機能がない時代は、1日一杯かかりました。
しかも正確に水平にすることは出来なかったのです。
凸凹したままの田んぼに稲を植えると、
水没してしまうことも、ほとんど水に漬からないものもあり、
日光の当たり具合も影響して、生育にもバラツキができ、
稲の密度が悪く、田んぼは円形脱毛症のようになるのです。
収穫量は半分に減るらしい。
※現在1ヘクタール当たり6トン穫れます。
【肥料撒き】
次に肥料を撒きます。
堆肥と化学肥料を撒きます。
堆肥は島田農園で作っています。
化学肥料は農協から買う土壌改良剤です。
2種類のブレンド肥料。
1ヘクタール辺り40キロ撒きます。
作業時間は20~30分。
【ロータリー掛け】
畑を耕すイメージ通りの作業です。
先ほど撒いた肥料と土を混ぜます。
作業時間1ヘクタール2時間。
つづく。