契約農家『島田農園』収穫風景。続々新米入荷中!
2017年10月4日-収穫前日。
当店が使う「ななつぼし」を作っている島田農園の水田です。
場所:北海道恵庭市林田2番地周辺一帯
見渡す限り水田です。
稲穂は実っています。
素人目には大豊作。
プロの目から見ても今年は豊作です。
北海道恵庭市林田近郊の話です。
島田農園のこだわり栽培の一つに
水田の水を少なくし、稲に負担をかけることがあります。
稲が自らの生命力で成長しようとする過程で、
美味しくなる成分が出てくるらしいです。
5月は天候が悪く、発育が気になっていたそうですが、
7月は好天に恵まれて、例年より若干粒が大きいのです。
実るほど~~
頭が垂れる~
稲穂かな~
稲が倒れています。
ちょっとの雨やわずかな風の影響です。
実っている証拠です。
稲刈り機。
2台使用して2週間で刈り取ります。
それ以上時間をかけると、
稲が実り過ぎて収穫できません。
2017年10月5日-収穫当日。
今朝は霜が降りていました。
稲が機械に絡まって収穫しにくくなるので、
乾くのを待ちます。
10:00頃から稲刈りを始めました。
2台、息がぴったりです。
青空が広がり気温も温かい。
収穫日和!?です。
島田龍哉氏もノリノリです。
ここにも実った稲があります。
刈り取りが難しい(稲刈り機の刃の角度などを調整する)ため、
最後に纏めて刈り取ります。
刈り取った稲は籾(もみ)となって、
上記の写真のようにトラックに積み込みます。
ひと山が一回分の収穫量です。
きれいに刈り取りました。
公園のグランドのようです。
続いて乾燥作業を行います。
乾燥機がある納屋。
トラックに積んだ籾を降ろします。
この場所に降ろします。
床下から乾燥機に運ばれます。
乾燥機。5台あります。
ボイラー。
次の日の朝まで焚きっ放しです。
乾燥度合い14.2%は、いまいちとのこと。
乾燥が終わると自動的に出てきます。
籾の状態を確認する島田龍哉氏
先代の父親と一緒に最終チェック。
出来具合に異常なし。
今年の籾です。
一旦、倉庫に運びます。
精米する日まで保管します。
10月20日-精米作業
倉庫から運びます。
また、乾燥機にかけます。
乾燥した籾を今度はベルトコンベアーに流します。
そのまま籾摺り機(もみすりき)に運ばれます。
籾(もみ)を籾殻(もみがら)と玄米(げんまい)に分けます。
分離した玄米です。
玄米、大量に出てきます。
今年の玄米です。
左:籾殻、上:籾、右:玄米
一方籾殻の方は、
別棟の倉庫に飛ばします。
籾殻が舞っています。
籾殻は、球根の保存材に使用したり、
虫よけの燻炭(くんたん)として土壌に蒔いたりします。
島田農園精米所
ビニールで仕切られた場所で精米をしています。
中の様子。
玄米。
精米機に入れます。
白米と、
糠に分離します。
白米を色彩選別機にかけます。
色の悪いものや虫食いのものを取り除きます。
奥の機械も色彩選別機。
(奥:カメラの性能が特にいい)
2度続けて選別機にかけます。
選別されたお米
輝いています。
最後の検査は小米選別機。
割れた米や、欠けた米、
粒の小さな米を取り除きます。
商品になる新米です。
袋に詰めて納品されます。
10月20日から新米をお客様に提供できます。
積んで帰ります。
収穫数日後の水田
この後、来年に向けて
堆肥や肥料などを入れて土壌を作るそうです。